リスクとリターン

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金融商品を選択する際には必ず、リスクとリターンを天秤にかける必要が出てきます。
これは「危険」と「見返り」を天秤にかけるともいえるでしょう。
株式であれば株を買った直後にその会社が倒産するかもしれないといったことや、為替取引であればレートが急激に変化したりといったようなことが、この「危険」にあたります。
そうした危険があるにも関わらず金融商品が常に買われていくのは、そこに何かしらの「見返り」があるからです。
金融商品を保有していることによって受け取ることが出来る金利や、株式や債券などを取引して生み出せる利益がこの「見返り」になります。
こうしたような金融商品を持つうえでの最大の問題は、「自分がどれくらいの利益を狙っていて、どれくらいの損失なら問題ないか」ということです。
例えば10000円の株があったとして、その会社は絶対に潰れず、一年後には20000円になるとします。
この場合は、ただ一年を待つだけで10000円の利益となるのですから、いわゆる「分のよい賭け」と言っていいでしょう。
反面、10000円の株があるがその会社は既に経営が破たんしかけており、一年後には11000円にしかならないとすると、自分は10000円を失う恐れが非常に高く、しかも一年待っても1000円の利益しか出ない、という「分の悪い賭け」になります。
このように、自分が負うかもしれない損失と得るかもしれない利益を天秤にかけて判断することを「トレードオフ」といいます。
経済における多くの事柄はこのトレードオフの要素を持っており、数多の人が自分の天秤をもって行動しているといえるでしょう。